最新のリアルな注文住宅の相場を知りたい

「注文住宅を建てたい」と少しでも思えば、まずはお住いの地域での相場を知っておきたいですよね。

 

ここでは2022年現在の最新の相場を知る方法を解説していきます。

 

リアルな注文住宅相場を知るベストな方法は?

 

注文住宅の相場と言っても、地域や収入、希望条件によって適正価格は様々です。

 

今回は、住宅金融支援機構(https://www.jhf.go.jp/index.html)が公開しているデータを元に、地域別の建設費用や住宅ローンの返済額など、注文住宅の費用にまつわるデータを比較します。

 

自分の収入や家計の状況、ライフプランを考慮しつつ、どのぐらいのお金を住宅購入に当てることができるのか、どの程度までこだわって家づくりができそうなのかを考える参考にしてください。

 

今回比較に使用しているデータは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提供している住宅ローンである【フラット35】の利用者のデータを集めたものです。

 

参考サイト:http://www.jhf.go.jp/about/research/loan_flat35.html

 

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土地をすでに持っている場合

注文住宅の費用や相場を考える際、土地の購入が必要かどうかは非常に大きな問題です。

 

土地にかかる費用は大きく、面積や地域によっては建設費用をはるかに上回る金額となることも珍しくありません。

 

建て替えや相続で既に土地を所有している人と、これから土地を購入する人とでは、予算も建物に割くことができる金額も全く異なります。

 

他の人の費用を参考にする時も、土地の購入が住宅購入と同時だったのかそうでないかは必ず確認するようにしましょう。

 

では、地域別に土地をすでに持っていた場合の建設費の統計を見てみましょう。

 

土地をすでに持っている場合の都道府県別建設費

北海道 2,900万円
青森県 2,717万円
岩手県 2,932万円
宮城県 3,155万円
秋田県 2,786万円
山形県 3,251万円
福島県 3,173万円
茨城県 3,036万円
栃木県 3,050万円
群馬県 2,907万円
埼玉県 3,328万円
千葉県 3,310万円
東京都 3,849万円
神奈川県 3,545万円
新潟県 2,988万円
富山県 2,959万円
石川県 3,153万円
福井県 3,154万円
山梨県 3,042万円
長野県 3,119万円
岐阜県 3,131万円
静岡県 3,324万円
愛知県 3,477万円
三重県 3,232万円
滋賀県 3,246万円
京都府 2,982万円
大阪府 3,499万円
兵庫県 3,196万円
奈良県 3,256万円
和歌山県 3,166万円
鳥取県 2,649万円
島根県 3,314万円
岡山県 3,214万円
広島県 3,129万円
山口県 3,068万円
徳島県 3,056万円
香川県 3,087万円
愛媛県 2,872万円
高知県 2,925万円
福岡県 3,076万円
佐賀県 3,163万円
長崎県 2,909万円
熊本県 2,952万円
大分県 2,995万円
宮崎県 2,652万円
鹿児島県 2,815万円
沖縄県 3,099万円

出典:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

最も建設費が高いのは東京都の3,849万円、最も低いのは鳥取県の2,649万円で、1,200万円もの差があります。

 

これに、土地購入の費用が加わった場合、この差はより顕著になります。

 

土地を同時購入した場合の都道府県別建設費と土地購入費

北海道3,226万円
青森県3,156万円
岩手県3,154万円
宮城県3,780万円
秋田県2,902万円
山形県3,456万円
福島県3,852万円
茨城県3,480万円
栃木県3,472万円
群馬県3,356万円
埼玉県4,154万円
千葉県4,056万円
東京都5,541万円
神奈川県 4,764万円
新潟県3,329万円
富山県3,329万円
石川県3,576万円
福井県3,211万円
山梨県3,352万円
長野県3,533万円
岐阜県3,560万円
静岡県3,975万円
愛知県4,434万円
三重県3,656万円
滋賀県3,688万円
京都府3,957万円
大阪府4,222万円
兵庫県4,044万円
奈良県3,953万円
和歌山県 3,505万円
鳥取県3,172万円
島根県3,165万円
岡山県3,703万円
広島県3,877万円
山口県3,416万円
徳島県3,391万円
香川県3,446万円
愛媛県3,360万円
高知県3,489万円
福岡県3,758万円
佐賀県3,431万円
長崎県3,525万円
熊本県3,434万円
大分県3,500万円
宮崎県3,166万円
鹿児島県 3,230万円
沖縄県3,963万円

出典:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査

 

土地を同時に購入した場合、最も高いのは同じく東京都の5,541万円。

 

最も低いのは秋田県の2902万円です。

 

2都県の差は2,639万円と、建物のみの時と比較すると都市部と地方の差がより大きくなっています。

 

特に東京都は土地にかかる費用が高く、5,000万円を超えているのは東京都だけです。

 

地方と都市部の土地費用の差は、土地付き注文住宅における建設費と土地取得費を比べてみるとより明らかになります。

 

土地付き注文住宅の地域別建設費・土地取得費と総費用における土地取得費の割合

・全国
建設費:2,583万円、土地取得費:1,315万円、土地取得費の割合34%
・三大都市圏
建設費:2,560万円、土地取得費:1,735万円、土地取得費の割合40%
・首都圏
建設費:2,494万円、土地取得費:2,126万円、土地取得費の割合46%
・近畿圏
建設費:2,497万円、土地取得費:1,533万円、土地取得費の割合38%
・東海圏
建設費:2,775万円、土地取得費:1,274万円、土地取得費の割合31%
・その他地域
建設費:2,607万円、土地取得費:871万円、土地取得費の割合25%

 

首都圏では費用のうち40%以上が土地の取得に当てられるのに対し、地方では土地に当てられる費用は25%とかなり小さいです。

 

同じ5,000万円の予算でも、家を建てる地域によって、建物自体にどの程度予算を割くことができるのかが決まってしまうことが分かります。

 

また、同じ地域、都道府県内でも、駅までの距離や立地によって、土地の値段は変わります。

 

少しでも家に割く予算を増やしたい場合は、郊外や隣の市なども候補に入れて探すのも一つの手段です。

 

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家の相場

収入から予算を考える方法

ほとんどの場合、住宅は一括ではなく住宅ローンを利用して購入することになります。

 

何年もの間毎月支払うことになる住宅ローンの金額は、ライフスタイルに大きな影響を及ぼします。

 

注文住宅を購入した人が、収入のうちどの程度を住宅ローンの返済に当てているかを知ることができるのが「総返済負担率」という数字です。

 

・全国
世帯年収:601万円 総費用:3,245万円 月の返済予定額:9.2万円 総返済負担率:20.2%
・三大都市圏
世帯年収:628万円 総費用:3,437万円 月の返済予定額:9.7万円 総返済負担率:20.3%
・首都圏
世帯年収:660万円 総費用:3,551万円 月の返済予定額:10.1万円 総返済負担率:20.2%
・近畿圏
世帯年収:592万円 総費用:3,289万円 月の返済予定額:9.3万円 総返済負担率:20.6%
・東海圏
世帯年収:605万円 総費用:3,368万円 月の返済予定額:9.5万円 総返済負担率:20.3%
・その他地域
世帯年収:570万円 総費用:3,032万円 月の返済予定額:8.7万円 総返済負担率:20.1%

 

どの地域でも、総返済負担率は2割程度です。

 

住居に関わる費用について考える場合、賃貸であれば「家賃は収入の3割まで」ということがよく言われています。

 

しかし、持ち家と賃貸住宅の違いは、住宅のメンテナンスも自分で行わなければならないという部分です。

 

住宅に関する支出は住宅ローンだけではありません。

 

水回りのトラブルや内外壁の修理、塀など外構部の修繕やメンテナンスにもお金がかかります。

 

災害時のための保険にも費用が生じます。

 

これらの出費を考えると、上記のデータと同じように住宅ローンの返済が収入の2割に収まるように収めるのが妥当ですね。

 

 

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